世界史語呂合わせ―近世

次は16世紀以降、ヨーロッパでは近世から近代にあたる時代です。

このころから現代社会にもかかわる様々な現象が登場してきます。

世界史語呂合わせ―近世

1517年 ルターの宗教改革始まる

語呂:ルター以後 一難抱えるカトリック

カトリックの免罪符販売を批判するために、ルターは95箇条の論題を発表し、宗教改革の端緒となります。
多くの民衆や農民が、当時の教皇レオ10世を批判するルターの言説を支持しました。

事態を打開するために神聖ローマ皇帝のカール5世はルターに自説を撤回するように求めますが、ルターはこれを拒否。
ザクセン選定公の庇護を受けて宗教改革運動を継続します。宗教改革はルターだけでは終わらず、その後ミュンツァーやカルヴァンにも影響を与え、次の17世紀の三十年戦争の原因ともなります。

1526年 ムガル帝国の成立

語呂:ムガルにて遺言に昔のことを書き

近世はヨーロッパが中心となりますが、その他の地域にも重要な王朝が数多く生まれています。
ティムールの直系の子孫であったバーブルは、ティムール朝があったアフガニスタンからインドに移り、1526年にデリーを中心にムガ朝を樹立しました。

17世紀にはヨーロッパを除いて帝国の時代となりますが、インドのムガル帝国もその一つです。

1534年 イエズス会の発足

語呂:旧弊を以後刷新するイエズス会

プロテスタントの宗教改革に対して、カトリック側は手をこまねいて見ていただけではありません。
カトリック側の改革を対抗宗教改革と言いますが、イエズス会はそのような動きの中から生まれました。

イエズス会をつくったのは、スペインのイグナティウス=ロヨラです。イエズス会はヨーロッパの外部に積極的に布教活動を行います。
戦国時代の日本にやってきた宣教師もイエズス会に所属の人でした。

1562年 フランスでユグノー戦争始まる

語呂:いつ頃に終息できるのかユグノー戦争

宗教改革に端を発したプロテスタントとカトリックの争いは、ヨーロッパ各地に宗教内戦をもたらします。
フランスでもユグノー(新教徒)とカトリックの間で争いが起こり、1562年にユグノー戦争として激化します。

最終的にはフランス国王アンリ4世が、宗教の自由を認めるナントの勅令を1598年に発することで内乱は終わりました。
しかし、その間にサン=ヴァルテルミーの虐殺や、ヴァロワ朝の断絶などが起こっています。

1600年 エリザベス1世が東インド会社を設立

語呂:エリザベス、異論を抑えてインド進出

16世紀最後の年、1600年にイギリスのエリザベス1世が東インド会社を設立しました。以後、1947年にインドが独立するまでの347年間に及ぶ、イギリスによるインドの支配がはじまります。

なお、東インド会社はイギリスだけでなく、オランダやフランスもほぼ同時期(1602年と1604)に設立しています。

1609年 オランダ独立

語呂:オランダは一路臆さず独立達成

1568年にオランダの独立をめぐってオランダ独立戦争がはじまります。これは、長年スペインの支配下にあったオランダが独立を求めたものでした。

ネーデルラントの北部7州は1581年にネーデルラント連邦共和国独立宣言を行い、最終的に1609年の終戦を経て独立を果たします。オランダは金融・商業の中心地域となり、17世紀には覇権国家となります。なお、現在のベルギーにあたる地域は1830年に独立します。

1618年 三十年戦争の開始

語呂:ドイツにて広い野戦の30年

ルターの宗教改革以後のプロテスタントとカトリックの対立は17世紀になっても解消せず、特にドイツ(神聖ローマ帝国)内では争いの火種がくすぶっていました。

1617年に新しく王位についたボヘミア王がカトリックを支持すると民衆の反乱がおこり、ドイツ全土に争いが波及しました。ドイツ諸侯だけでなくフランス、スウェーデンといった海外勢力も介入し、国際戦争の様相を呈します。ボヘミア諸侯のプロテスタント勢力が連合した1618年からウェストファリア条約が締結された1648年の30年間続いた戦争を三十年戦争と言います。ドイツ国内は荒廃しすさまじい被害をもたらしました。

1642年 清教徒革命の始まり

語呂:王政に異論世に問うピューリタン

宗教改革の影響はルターの生まれたドイツだけでなく、イギリスにも大きな影響を及ぼします。イギリスでは、チャールズ1世がスコットランド反乱鎮圧のために議会を開くと、議会派と王党派の間で対立が発生、清教徒革命の端緒となります。

議会派の多くを清教徒(ピューリタン)が占め、チャールズ1世は後に処刑され王政が崩壊、クロムウェルの独裁による共和制が一時的に敷かれます。

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